自分に合うファンデーションの「選び方」大切な2つのポイントとは

 

スキンケア

「ファンデーションの種類が多すぎて自分で選べない!」そんなお悩みはありませんか?
ファンデーションはメイクアップの主役。ベースメイクの仕上がりの綺麗さで、その日の美しさが変わると言っても過言ではありません。

ファンデーションは、トレンドや口コミに頼りすぎず「自分に合うもの」を選ぶことがとても大切です。この記事では、自分にぴったり合うファンデーションの選び方のポイントをご紹介していきます。ファンデーションのゴールは「素肌が綺麗」に見えるかどうか。素肌を美しく見せるためのファンデーションの選び方を、さっそく見ていきましょう。

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Kanako

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美容家/ライター。スポーツジムにて、ストレッチ・エアロビクス担当のインストラクターとして勤務。その後、大手外資系化粧品会社にて美容部員、セミナー講師などを歴任。メイクアップアーティストとしてメイクショーを全国で行い、のべ2万人を超える女性にアドバイス。一人一人のライフスタイルや肌質、好みに合わせた正しいスキンケアや製品の使い方を発信中。化粧品検定1級/アロマ検定1級保持

ファンデーション選びは「素肌が綺麗」に見えるかどうか

ファンデーションを選ぶ時に考えたいことは「素肌が綺麗」に見えるかどうかです。そのためには、使うファンデーションが肌色と肌質に合っているかが重要なポイントになります。

1. 肌に合う色選びをしているか
2. 自分の肌質に合っているか

ファンデーションを購入するときは、肌色や肌質をしっかりと考慮して選ぶようにしましょう。色や質感が自分に合っていないファンデーションは、素肌が綺麗に見えないのです。合わないファンデーションを使うとお肌はどのように見えるのか、詳しく説明していきます。

ファンデーションが肌色に合わない場合

肌色に合っていないファンデーションは、首から上の顔色が不自然に仕上がり厚塗り感が出ます。厚塗り感がある顔は、実際の年よりも年齢が上に見えやすいのです。ファンデーションを塗ることで、顔が白くくすんで見えたり、厚塗りで老けて見えてたりすることは避けたいですよね。

そのためにも、まずは自分の肌色にぴったり合う色選びをすることが大切なのです。

ファンデーションが自分の肌質に合っていない場合

ファンデーションは、自分の肌質に合わせて選ぶことが重要です。なぜならファンデーションは、その場だけではなく、一日を通して顔を美しく見せるためのものだからです。自分の肌質に合っていないファンデーションは、メイク崩れの原因になります。それだけではなく、メイクをするときに上手くつかずに、ムラに仕上がる可能性もあります。

綺麗なファデーションを長持ちさせるためにも、自分の肌質に合わせて選ぶことが重要なのです。次の章では、色や肌質に合うファンデーションについて詳しく解説していきます。

正しいファンデーションの選び方【色選び】

ファンデーションの選び方のポイント一つ目は、色選びです。ファンデーションは肌色に溶け込むような自然な色を選びましょう。そうすることで、顔の気になる箇所は隠しながら、素肌を均一に見せて美しく仕上げることができます。

ファンデーションは、肌色が白い・黒いなどの特徴に合わせて、色確認をするパーツが異なります。肌色別に、ファンデーションの色選びの方法をご紹介していきます。

正しいファンデーションの色選び(色白〜標準色)

肌色が色白〜標準色の人の、ファンデーションの選び方をご紹介します。

① 使いたいファンデーションをスポンジや指に取って、フェイスラインで色チェックをするようにしましょう。頬の中央から首の繋がりにかけて、ファンデーションで1本線を引くように塗ります。

② つけたファンデーションを指で少し馴染ませてください。つけただけの状態では、量が多く色の確認ができません。

③ 頬、首の両方に馴染むカラーであれば自分の肌色に合うファンデーションと言えます。色がくっきり見えすぎたり、白っぽく浮いて見える場合は違う色を試しましょう。

正しいファンデーションの色選び(日焼け肌)

健康的な日焼け肌の人の、ファンデーションの選び方をご紹介します。

① 使いたいファンデーションをスポンジや指に取って、フェイスラインで色チェックをします。頬の中央から首の繋がりにかけて、ファンデーションで1本線を引くように塗ります。

② 次に同じ色を、おでこの部分にもつけていきましょう。眉毛に近いおでこの部分につけていきます。日焼け肌さんは、おでこの色が最も黒くなりやすいです。おでこで色確認をすることで、顔全体につけても浮かないファンデーションを選ぶことができます。

③ つけたファンデーションを指で少し馴染ませてください。つけただけの状態では、量が多く色の確認ができません。

④おでこと頬から首にかけての肌に馴染む色は、自分の肌色に合うファンデーションと言えます。どこかの部分で色がくっきり見えすぎたり、白っぽく浮いて見える場合は違う色を試しましょう。

正しいファンデーションの選び方【肌質と肌状態】

ファンデーションは色選びの他に、肌質を考慮して選ぶことも重要です。乾燥肌なのか脂性肌なのかで、合うファンデーションが異なります。考慮したいポイントは「元々の肌質」と「季節や気温」です。季節や気温で、肌質は乾燥したり皮脂が出やすくなったりと変わります。肌質と季節別に、おすすめのファンデーションの形状をご紹介していきます。

自分に肌質に当てはまる内容を見つけて、ファンデーション選びの参考にしてください。

肌質別おすすめのファンデーション【乾燥肌】

乾燥肌の人は、水分が多く含まれているリキッドファンデーションを選ぶようにしましょう。リキッドタイプのファンデーションは、水分だけではなく保湿成分配合の製品が多くあります。仕上がりもツヤが出て、日中の肌の潤いも守ってくれるでしょう。美容成分配合の製品は、使い続けることで肌自体の保湿力アップも期待できます。

肌質別おすすめのファンデーション【脂性肌】

テカリやすい脂性肌の人は、油分の少ないクッションファンデーションやジェルファンデーションがおすすめです。クッションやジェルタイプのファンデーションは、余計な油分が配合されていない製品が多いです。仕上がりはサラッとしていて、付け心地も軽いことが特徴です。皮脂吸着成分が配合されているものであれば、過剰な皮脂を吸着し、テカリを防ぐ効果も期待できます。

おすすめのファンデーション【春夏の肌】

春から夏にかけておすすめのファンデーションは、パウダータイプのファンデーションです。春夏の気候の特徴は、気温が上がり湿気も増えることです。紫外線も強くなり、汗をかく季節になっていきます。普段は乾燥しがちなお肌でも、皮脂ができやすくなったり汗をかいてベタつくようになるのです。

パウダーファンデーションであれば、皮脂や汗によるベタつきを防ぐ効果が期待できます。さらに、コンパクトタイプで携帯ができるので、外出先で塗り直すことで紫外線対策にもなります。春夏に相性の良いパウダーファンデーションは、紫外線対策や美白効果がある製品も多いので、悩みに合わせて選ぶ事ができるでしょう。

おすすめのファンデーション【秋冬の肌】

秋から冬にかけておすすめのファンデーションは、リキッドタイプかクッションタイプのファンデーションです。秋から冬は、一年の中で最もお肌が乾燥しやすい季節です。保湿効果がありツヤも出るリキッドファンデーションか、保湿成分が配合されたクッションファンデーションを選ぶと良いでしょう。

リキッドやクッションファンデーションは、さっぱりタイプやしっとりタイプなど様々なものが販売されています。選ぶポイントは、肌乾燥を防げる保湿成分が配合されているか。代表的な成分としては、ヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなどの肌に馴染みやすく保湿効果がある成分が配合されたものがおすすめです。

ファンデーションを正しく選んで美人肌を手にれよう

自分に合ったファンデーションの選び方を知ることはできましたか?素肌を綺麗に見せるためには、肌色や肌質を考慮することが重要でした。正しくファンデーションを選ぶことができれば、肌も綺麗に見えて自分自身に自信がつきます。メイクアップの力を借りて、毎日をさらに充実させて過ごしていきましょう。

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