ほうれい線が目立つ「3つの原因」今日からできるほうれい線ケアも紹介

 

スキンケア

「ほうれい線」は小鼻から口の両側通りにできる「シワ」のことを指します。「ほうれい線」が目立ってしまうと、顔の印象が老けて見えたり、ファンデーションが溝に入りやすくなってしまったりと、「美」の妨げになる悩みが増えてしまうでしょう。

この記事では、ほうれい線ができてしまう原因や、予防に繋がるケア方法をご紹介していきます。いいつまでも若々しい印象で過ごすためにも、「ほうれい線が目立ってしまう原因」を理解していきましょう。さっそく、ほうれい線ができる3つの原因からご紹介していきます。

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kanako

Kanako

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美容家/ライター。スポーツジムにて、ストレッチ・エアロビクス担当のインストラクターとして勤務。その後、大手外資系化粧品会社にて美容部員、セミナー講師などを歴任。メイクアップアーティストとしてメイクショーを全国で行い、のべ2万人を超える女性にアドバイス。一人一人のライフスタイルや肌質、好みに合わせた正しいスキンケアや製品の使い方を発信中。化粧品検定1級/アロマ検定1級保持

ほうれい線ができる3つの原因

ほうれい線ができる「3つの原因」をご紹介していきます。

・原因その① 筋力が衰えることの顔のたるみ
・原因その② 摩擦を起こすようなスキンケア方法
・原因その③ 皮膚の乾燥

ほうれい線は、小鼻から口の両側あたりにできるシワです。小鼻から口周りへの繰り返される摩擦や、顔の筋力の衰えでできてしまいます。それだけではなく、「乾燥」が原因でも目立つようになります。

ほうれい線ができる3つの原因について、さらに詳しく解説していきます。

原因その① 筋力が衰えることの顔のたるみ

ほうれい線が目立ってしまう原因の1つめは、「顔のたるみ」です。ほうれい線の上部には、脂肪の多い「頬」があります。頬の脂肪は筋肉によって支えられているため、顔の筋力の低下は「顔のたるみ」を引き起こしてしまうのです。

頬周りのたるみが進行すると、口周りの溝は深くなってしまい、ほうれい線が目立つようになってしまいます。

ほうれい線に関わる「顔の筋肉」と筋力の低下の原因

ほうれい線ができる口周りの筋肉として、主に以下の3つがあります。

・上唇挙筋
・小頬骨筋
・大頬骨筋

この3つの筋肉は、頬や口元を支えています。筋力の低下の原因は「加齢」であることが最も知られていますね。じつはそれだけではなく、体調不良や栄養失調が続く場合でも、筋力は低下します。

原因その② 摩擦を起こすようなスキンケア方法

ほうれい線が目立ってしまう原因の2つめは、「摩擦」を起こしてしまう間違ったスキンケア方法です。顔を洗うときやスキンケアをするときなど、肌に強い摩擦を起こしていませんか?「ゴシゴシ」と強い力で肌を擦っていると、「肌のバリア機能」に必要な角質を剥がしてしまうことに繋がります。

バリア機能がダメージを受けると、お肌は「乾燥」しやすくなり、ほうれい線が目立つ原因になってしまうのです。なぜ「乾燥」が原因でほうれい線が目立つようになるのかは、次の「原因その③:皮膚の乾燥」で説明していきます。

原因その③ 皮膚の乾燥

ほうれい線が目立ってしまう原因の3つめは、「皮膚の乾燥」によるものです。ほうれい線は、小鼻から口の両側あたりにあるため、顔の表情の変化によって動きます。

お肌が乾燥している状態だと、表情が動くたびに「溝」ができるようになるのです。乾いた紙に折り目をつけると跡が残るように、ほうれい線も「お肌が乾燥している状態」の方が溝が目立ちやすくなるのです。

乾燥が原因の「ほうれい線」であれば、正しく保湿ケアをすることで目立ちにくくできるかもしれませんね。次の章では、ほうれい線を目立ちにくくする対処法について詳しく説明していきます。

ほうれい線を目立ちにくくする対処法は?

ほうれい線は、加齢や体の機能が原因でも起こる現象です。そのため「対策やケア」はできても「改善」は難しいところです。

ですが、ほうれい線の原因が「肌の乾燥」である場合、「保湿ケア」をして肌にハリを与えれば、目立ちにくくすることができるでしょう。

目立ちにくくするための保湿ケア

以下は、口周りにおすすめの保湿ケア方法です。

・週に数回「保湿効果」のあるパックを使用する
・オイルタイプやバームタイプなど「保湿効果が高い」ものを塗るようにする
・薬用化粧品で「シワ改善」効果のあるものを塗る

口周りは、普段のスキンケアでも塗り忘れが多いパーツです。定期的にマスクを使うことは、口周りの「保湿ケア」に最適でしょう。使う製品を「高保湿」のものに変えたり、「薬用成分」配合の化粧品を試すことも、ほうれい線を目立ちにくくするための保湿ケアになります。

口周りの保湿をすることは、「ほうれい線のケア」として最も重要です。ですがそれ以外にも、ほうれい線を目立ちにくくすることに繋がる方法が存在します。

次の章では、ほうれい線ケアになる「今日からできる」2つの方法をご紹介します。

ほうれい線ケア「今日からできる」2つの方法

ほうれい線が目立つ原因の中には「筋力の衰え」がありました。この章では、筋力を鍛えるための方法についてご紹介していきます。まずは、下の2つの方法をご覧ください。

・顔のエクササイズを始めてみる
・毎日よく笑うようにする

2つの方法は、今日からすぐに実践できるものです。取り入れる方法を詳しくを説明していきます。

今日からできる方法① 顔のエクササイズを始めてみる

今日からできるほうれい線ケアの方法1つめは、顔のエクササイズを始めてみることです。ネットで検索すると「口周り」のエクササイズの方法は、数多く存在します。今回は、誰でも簡単にできる「最もシンプルなやり方」をご紹介していきます。

「あいうえお」エクササイズ

私たちの言葉の「基本」である、50音を発して行うエクササイズです。1語に1秒かけたとしても、1分以内に終わるエクササイズなので、続けやすいでしょう。やり方をご紹介します。

① 「あ・い・う・え・お・か・き〜」と、50音を、1つずつ大きく口を動かして発音してください。声を出さないでもOKです。

② 口を大きく開けて、顔全体の筋肉を使う意識をしながら行いましょう。最後の「わ行」まで行ったらエクササイズ終了です。

ポイント:「う」の発音の時は、唇だけで発音するのではなく、唇をできるだけ前に突き出すように形を作りましょう。

今日からできる方法② 毎日よく笑うようにする

今日からできるほうれい線ケアの方法2つめは、「毎日よく笑うようにする」ことです。なぜなら、笑顔を作るときは以下の筋肉を使うからです。

大頬骨筋
口角のあたりからこめかみにつながる筋肉で、 頬を上げるときに使われる
口角挙筋
上あご付近から小鼻の横周辺までに位置している筋肉で、口角を上に引き上げる時に使われる

よく笑顔を作るようにすれば、日常的に2つの顔の筋肉を使うことができます。これらの筋肉が衰えてしまうと、「顔のたるみ」を引き起こして、ほうれい線が目立つ原因にもなってしまうため、意識的に使うことが大切なのです。

さらに、笑顔には「筋肉のエクササイズ」意外にもメリットがあります。

笑顔は見た目も若々しく見せるメリットがある

笑顔を作ることは、「見た目も若々しく見せる」というメリットがあります。人に笑顔で接することは、周囲に「元気で活発」な印象を与えるでしょう。元気な印象は「見ため年齢を若くする」ことにも繋がります。

「ほうれい線ケア」としてだけではなく、いつまでも若々しい自分でいるためにも、毎日笑顔で過ごすようにしましょう。

笑顔で過ごすことが大切!今日からケアを始めてみよう

ほうれい線は、加齢だけが原因ではありませんでした。肌への摩擦を減らしたり、保湿を続けることで「ほうれい線ケア」に繋がるのです。顔の筋肉のエクササイズや、毎日笑顔で過ごす習慣をつけて、いつまでも若々しい印象でいれるようにしましょう。

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