美しいと言われる女性の顔には、ある共通点があります。それは、人が視覚的に美しいと感じる比率「黄金比」です。
最近では、黄金比に合わせたメイクも人気が出ているほど。
そこで今回は、顔の黄金比の条件と黄金比率メイクのやり方をご紹介します。
美容好きのライターの私が自信を持ってオススメする方法です。ぜひお役立てください。
顔の黄金比とは、誰もが美しいと感じる比率
顔の黄金比とは、誰もが美しいと感じる比率のことを指します。
目や鼻、唇などのパーツの位置が整っていて、全体的にバランスのとれた顔が黄金比顔です。
かの有名な世界三大美女のクレオパトラは、この黄金比に当てはまっているそうです。有名人で理想の黄金比顔とされるのは、女優の橋本環奈さんやタレントでモデルのローラさんなど。
やはり顔の黄金比は、美人を決める大事な要素だと言えますね。
顔の黄金比を決める3つの条件
顔の黄金比は、以下の3つの条件で決まります。
- 横幅のバランス比率
- 縦幅のバランス比率
- 鼻下からあご先のバランス比率
顔の黄金比1:横幅のバランス比率
黄金比とされる横幅のバランス比率は、髪の生え際から眉頭、眉頭から鼻先、鼻先からあご先の比率が「1:1:1」であることが条件です。
顔の黄金比2:縦幅のバランス比率
縦幅のバランス比率は、正面から見たときの「顔の横幅が目の幅の5倍」であることが、黄金比とされています。
目と目の間が、目の幅以上に開いている場合は、離れ目の遠心顔タイプ。反対に、目と目の間にが目の幅以下の場合、求心顔タイプと言えます。
顔の黄金比3:鼻下からあご先のバランス比率
鼻の下からあご先までの黄金比は、「鼻下から唇の中心までの長さ」と「唇の中心からあご先までの長さ」の比率が「1:2」の状態です。
一般的には、鼻の下にある縦の線である「人中」の長さが短い方が、美人顔とされています。
顔の黄金比に当てはまっているかどうか、ご自身の顔をチェックしてみましょう。もし当てはまっていない場合は、メイクで黄金比に寄せることが可能です。
理想の顔を目指す!黄金比率メイクの方法
ご自身のお顔の特徴を知ったところで、黄金比率メイクのコツをご紹介します。
顔タイプ別に分けているので、ぜひご参考にしてください。
遠心顔さんのためのメイクのコツ
遠心顔は、目が離れているなど顔のパーツが全体的に外側にあるタイプ。
目を内側に寄せる印象にするためには、アイメイクが重要です。
- アイシャドウの締め色を目の上に塗り、縦方向にぼかします。
- アイラインは目頭から描き、目尻のアイラインは短く控えめにしましょう。
- ハイライトを目の下に塗ります。目頭にはあまり塗りません。
この黄金比率メイクで、目が中央に寄って見えるようになります。
さらに離れ目の場合、アイブロウの描き方も大事です。
眉毛を描くときは、眉頭の位置を下げて、ラウンド型になるように眉山を描きたします。この方法を行うと、目が内側に寄った印象になり、平行眉よりも立体感が出るのでオススメです。
求心顔さんのためのメイクのコツ
求心顔は、顔のパーツが全体的に内側に集まっているタイプです。
目が内側によりすぎている場合も、アイメイクで黄金比に近づけられます。
- アイシャドウの締め色を目尻に塗り、外側に向けてぼかします。
- アイラインは黒目の上から目尻に向けて塗ります。目頭には塗りません。
- ハイライトを目頭に塗りぼかします。
このアイメイクを実践すれば、中央に寄った目が少し離れたように見えるようになります。
キリッとしたかっこいい印象から、女性らしい印象を与えやすくなるでしょう。
鼻下〜唇までが長い人のためのメイクのコツ
鼻下から唇までの距離が長い場合は、人中を短く見せるリップメイクが効果的です。
- いつも通りに唇全体にリップを塗ります。
- 上唇にリップをオーバー気味に塗り足してください。
- 鼻の下にノーズシャドウをいれます。形は逆三角形です。
- 上唇の上(人中の下の方)にハイライトを軽く塗りぼかします。
鼻の下に陰影を足し、上唇に厚みを持たせることで、人中の距離が短縮。鼻と唇の距離が近くなり、ぐっと若々しい印象になるでしょう。
唇が薄くて悩んでいる方にも、最適なリップメイクです。
まとめ:顔の黄金比を知って、美人顔メイクを実践しよう!
今回は、黄金比顔の条件や美人顔になるためのメイクの方法をご紹介ました。
なかなか全ての黄金比を満たしている人は、少ないかもしれません。私も目の位置など条件を満たしていませんでした。
しかし自信を持つためには、ご自身の顔の特徴を個性と捉えながら、生まれ持った顔を活かすことが大切。
黄金比を意識したメイクを実践して、理想のなりたい自分になりましょう!