美髪になるために欠かせないのが「キューティクル」のケア。
しかし、「どうやってキューティクルをケアすればいいの?」と悩んでいませんか?
想像している以上にキューティクルは外部の刺激に弱いので、日頃からしっかりとケアすることが大切。
そこで今回は、キューティクルの性質をお伝えしてから、正しいキューティクルケアの方法をご紹介します。
髪にツヤがあるだけで印象が変わります。
美髪を目指したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
髪のキューティクルってなに?
キューティクルは、髪の外側にある層のことです。
髪をおおうようにうろこ状に重なっていています。
主な成分はタンパク質で、摩擦に弱く、傷つきやすいのが特徴。
キューティクル以外に、髪の毛は内側にある「コルテックス」、もっとも奥にある「メデュラ」の3つの構造からできています。
キューティクルケアが美髪に大切な理由
キューティクルの役割は、コルテックス内部の水分が失われないように、外部の刺激から髪の毛を守ること。
健康的なみずみずしい髪を保つためには、キューティクルのケアが欠かせません。
また、キューティクルが剥がれた場合、切れ毛や枝毛などの髪トラブルにつながってしまいます。残念ながら、キューティクルが一度でも剥がれ落ちてしまうと、修復することはできません。
キューティクルが開いた状態であれば、修復は可能です。日頃からこまめにケアすることが大事ですね。
正しいキューティクルケア方法
キレイな髪の毛を保つために必要なキューティクルケアの方法をご紹介します。
正しい方法でシャンプーする
頭皮の汚れを取り除くために行うのがシャンプーの役割です。間違ったやり方でシャンプーを続けると、キューティクルを傷つけてしまうことも。
意外と知らないシャンプーの正しい方法。以下のポイントに注意しながら洗うようにしましょう。
- お湯の温度は38度
- 最初にお湯で髪をすすぐ(予洗い)
- シャンプー剤を適量使う
- しっかりと泡立てながら洗う
- 時間をかけてしっかりすすぐ
熱いお湯で洗うと、頭皮に必要な油分まで落ちてしまうので、38度くらいのぬるま湯で洗うようにします。
そして、シャンプー前の予洗いも重要です。予洗いを3分〜4分ほど行うことで、頭皮や髪の毛の汚れの7〜8割を落とせるため、泡立ちがよくなります。
ポイントは、しっかりシャンプー剤泡立てて、頭皮を上に持ち上げながらマッサージすること。ただし、強く擦り洗いしてしまうと、切れ毛や枝毛の原因になるので注意してくださいね。
髪をしっかりと乾かす
ドライヤーの熱は髪によくないと思われる方も多いですが、実は濡れた髪を放置する方が危険なんです。
髪が濡れるとキューティクルが開いて、傷みやすい状態になります。濡れた髪は刺激に弱く、ダメージを受けやすいので、自然乾燥はNGです。
さらに半乾きのまま放置すると、髪の栄養であるタンパク質や水分が流れ出てしまいます。髪のツヤを守るためにも、ドライヤーで少しでも早く乾かすことが大切。
ドライヤーの前にタオルドライをすれば、早く乾かしやすくなります。
そして、毛先よりも先に、頭皮の水分をしっかり拭き取るようにしましょう。湿気によって、頭皮に菌が増殖しやすくなるためです。
濡れた髪は摩擦に弱いため、水分をやさしく拭き取ってください。
ヘアオイルで潤いと栄養を補給
洗い流さないトリートメントにも色々な種類がありますよね。
その中でも、私のオススメはオイルタイプです。
ヘアオイルには、髪を保湿して、水分や栄養を閉じ込める役割があります。
いわばキューティクルのコーティング剤です。
キューティクルは熱にも弱い性質があります。
ドライヤーをする前に、ヘアオイルを毛先につけて、熱や刺激から保護するようにしましょう。
またヘアオイルは、スタイリングするときや髪にまとまりを出したいときにも使えるので、一本あると便利です。
天然素材のブラシで髪をとく
キューティクルは静電気に弱いため、ドラッグストアなどで売られているナイロン製のブラシではなく、なるべく天然素材のブラシを選ぶようにしましょう。
ヘアオイルやヘアミストをつけて、髪を保湿してからブラッシングすれば、髪が絡まりにくくなります。
髪が絡まっているからと言って、強い力で無理やりブラッシングすると、髪が傷つくのでご注意ください。
キューティクルケアを続けて憧れの天使の輪を作ろう!
今回は、美髪を目指したい人にオススメのキューティクルケアの方法についてお伝えしました。
傷つきやすいキューティクルをケアするには、正しい方法でシャンプーを行い、トリートメントなどで髪を整え、しっかりと乾かすことが大切です。
毎日のケアが変われば、髪がうるおいサラサラになること間違いなし。
キューティクルケアを続けて、憧れの天使の輪を手に入れちゃいましょう!