ヨーグルトは身体にいいイメージがあると思いますが、実は、肌にもいい食材なのです。
最近、話題となっている美容法が「ヨーグルトパック」です。
ヨーグルトパックとは、その名前の通り、ヨーグルトを使ったパックのこと。手軽に作れるのに、さまざまな美容効果が期待できると言われています。
そこで今回は、美肌を目指す大人女性のために、美容好きライターの私が、その効果から作り方、使い方までまるごと解説します。
手軽でコスパのいい美肌ケアをお探しの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ヨーグルトパックが肌にいい理由
肌に塗ると美肌になると言われているヨーグルトパックには、どのような効果があるのでしょうか?
まず、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、AHAというフルーツ由来のピーリング成分が含まれています。これは古い角質を除去し、美白に効果的な成分です。
市販のピーリング製品よりも効果が出るのは遅いかもしれませんが、刺激が少ないのが特徴。
さらにヨーグルトの成分であるホエーも、美肌ケアに効果的だと言われています。これは乳清とも呼ばれるもので、ヨーグルトをしばらく置いたときに、表面に溜まる液体のことです。
ホエイにはアミノ酸が豊富に含まれているので、ターンオーバーを正常化して、お肌の生まれ変わりを促します。
また、ビフィズス菌入りのヨーグルトであれば、「美肌菌」とも呼ばれる表皮ブドウ菌を増やし、肌の水分を保持する効果も。
肌のあらゆるトラブルは水分不足から起こるため、この菌増やすことが美肌への秘訣なのです。
【2分でできる】簡単ヨーグルトパックの作り方
では早速、ご自宅でサクッと作れるヨーグルトパックの材料と作り方を2種類、ご紹介します。
基本のヨーグルトパックの作り方
まずは、基本となるヨーグルトパックの作り方です。
材料はたった2つだけ。
■材料■
- ビフィズス菌入りヨーグルト:大さじ1
- 小麦粉:大さじ1
■ヨーグルトパックの作り方■
- ボウルにヨーグルトと小麦粉を入れます。
- 材料をしっかり混ぜ合わせて完成。
- パックが柔らかすぎる場合は小麦粉を少し加えます。
乾燥肌対策!はちみつヨーグルトパック
はちみつは保湿効果が高いことで有名です。
冬場の季節など、乾燥が気になる時期にはもちろん、夏の冷房で肌がカサカサになりやすい時期にもオススメのヨーグルトパックです。
■材料■
- ビフィズス菌入りヨーグルト:大さじ1
- 小麦粉:大さじ1
- はちみつ:大さじ1
より肌に対する効果を求めるなら、マヌカハニーがぴったり。抗炎症作用や優れた抗菌作用があるので、肌トラブル改善に役立ちます。
■はちみつヨーグルトパックの作り方■
- ボウルにヨーグルト・小麦粉・はちみつを全て入れる。
- 材料をしっかり混ぜ合わせて完成。
ヨーグルトパックの効果的な使い方
ヨーグルトパックの効果を実感する使い方をご説明します。
- ヨーグルトパックを使う前に、洗顔をして肌をきれいな状態にしましょう。
- 顔やヨーグルトパックを塗ります。
- 塗ったまま、15分から20分放置しましょう。
- ぬるま湯でしっかりパックを洗い流したら完了です。
ヨーグルトパックは首やデコルテなどに使えるので、全身のケアにも向いています。
ヨーグルトパックで気をつけること
刺激の少ないヨーグルトパックですが、注意点もあります。
使用前に必ずパッチテストを行う
ヨーグルトは本来、肌につけるものではないので、肌が弱い人は注意しなければなりません。また、乳製品や小麦アレルギーの症状についても、確かめておく必要があります。
腕の内側にヨーグルトパックを塗り、炎症などの異常が出ないかチェックしましょう。
毎日は使わない
肌にメリットいっぱいのヨーグルトパックですが、毎日使用すると、肌に刺激を与えるのでオススメできません。
ヨーグルトに含まれるピーリング効果のことを考えると、週に1回ほどが理想的です。
まとめ|簡単手作りヨーグルトパックで気軽に美肌ケア!
今回は、手作りヨーグルトパックの効果の秘密についてお伝えしました。
ピーリング効果で肌が明るくなったり、保湿効果で肌の潤いが増したりと、大人の女性に嬉しい美肌効果が期待できるヨーグルトパック。
しかも、スーパーで気軽に手に入れられる材料で、サクッと作れるのが魅力的ですね。
ぜひ週末のご褒美時間に、ヨーグルトパックを作って美肌ケアを楽しんでみてくださいね!