【美容のプロが解説】透明感メイクが出来る3つのコツ!パーツ別のポイントも説明♪

 

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透明感のある女性は、同性から見てもとても魅力的です。「透明感は生まれ持った美しさ」だと思っていたら、それは間違いです。透明感はメイクアップで作ることが可能だからです。

透明感を出すために重要なことは、自分に似合う色の選び方と、メイクのポイントを知ることです。この記事では、透明感メイクの特徴やコツ、肌色に合わせた色選びまでをご紹介していきます。さっそく、透明感の出るメイク方法のコツを見ていきましょう。

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kanako

Kanako

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美容家/ライター。スポーツジムにて、ストレッチ・エアロビクス担当のインストラクターとして勤務。その後、大手外資系化粧品会社にて美容部員、セミナー講師などを歴任。メイクアップアーティストとしてメイクショーを全国で行い、のべ2万人を超える女性にアドバイス。一人一人のライフスタイルや肌質、好みに合わせた正しいスキンケアや製品の使い方を発信中。化粧品検定1級/アロマ検定1級保持

透明感の出るメイクに重要な【3つのコツ】

透明感をメイクで作るために、抑えておきたい3つのコツがあります。

1. くすみをカバーする
2. 血色感を出す
3. 艶感を残す

この3つのコツを取り入れたメイクをすることで、透明感のある印象に仕上げることができるのです。3つのコツは、具体的にはどうやって取り入れたらいいのか、詳しく説明していきます。

透明感メイクとは

「透明感」は言い換えれば、くすみなどの暗さがない明るいお顔の事を意味します。つまり、メイクで「くすみをカバーして明るく見せる」ようにする事で透明感が出るのです。

目の下のクマが目立つ、または顔全体が黄ぐすみしている場合は、透明感とはかけ離れてしまいます。唇が薄紫であったり、まぶたのくすみが残ったりしているお顔は、明るい印象にも見えません。
顔のくすみをカバーして、明るさを与えることが「透明感メイク」のコツになるのです。

次の章では、パーツごとの具体的なメイク方法をご紹介していきます。

透明感を出す「パーツ別」メイク方法


透明感を出すためのメイクを、パーツごとにご紹介していきます。正しいメイク方法を知って、透明感を作っていきましょう。

ベースメイク

ベースメイクは、目の下のコンシーラーと、コントロールカラー下地を使用します。目の下はクマが目立つ箇所です。必ず「目の下専用のコンシーラー」を使用しましょう。ファンデーションでクマをカバーする場合、量を重ねていく必要があります。量を重ねた目元は厚みが出て、綺麗に仕上がりません。

目の下は、目元専用のコンシーラーを別に使うことで、少量で綺麗にカバーができるのです。リキッドコンシーラーであればナチュラルな質感に、クリームコンシーラーであればカバー力が上がります。

下地は、ピンクやパープルのコントロールカラー下地を使用しましょう。アジア人のお肌には、黄みが入っていることが特徴です。ピンクやパープル色の下地は、黄みを消す補正色に最適です。顔全体のくすみを補正して、明るい肌色に仕上げることができます。

目の下のクマと、肌ぐすみをカバーすることで、透明感が作れます。

チークとリップ

チークとリップに、血色感のある色を足していきます。頬と唇はお顔の中心に位置します。そこに色を与えることで、顔全体の印象がパッと明るくなり、透明感が出るのです。

チークは、少し内側から入れることがポイントです。正面から見た時の黒目の下から、耳の付け根に向かって入れていきましょう。パウダータイプは発色が良いので、色黒さんにおすすめです。クリームタイプは自然に仕上がるので、色白さんでも失敗せずに仕上げることができます。

リップのポイントは「艶」を残すことです。リップをつけた後にはリップグロスを重ねていきます。艶のある口元は、明るさが増すので透明感が出ます。グロスが苦手な方は、リップにパールが配合されているのものを選ぶようにしましょう。

艶と血色感を足すことで、お顔が明るくなり透明感が作れます。

アイメイク

アイメイクは、くすみをカバーして艶を出しましょう。まぶたは色素沈着が原因で、くすみが出るエリアです。しっかりとカバーをするために、アイシャドウをつける前にアイベースを使用することがおすすめです。

まぶた専用のアイベース製品は、カバーだけではなく、まぶたの動きにも強く崩れにくいです。そのため、透明感のあるメイクを長時間持続させることにも優れています。アイベースを使うことでアイシャドウも綺麗に発色して、明るい印象に仕上がります。

アイシャドウの仕上げには、ラメやパールなどで艶を重ねましょう。艶がある目元は明るく見えて透明感がアップします。ラメやパールは、まぶた中央に少量のせるだけでも効果的です。

透明感メイクは色選びが大切!肌タイプ別のおすすめ色は?


透明感をメイクで作る場合は、肌タイプに合わせた色選びも重要なポイントになっていきます。お肌色は、大きく2種類のタイプに分かれると言われていて「ブルーベース」と「イエローベース」があります。

自分の肌タイプに相性の良い色は、肌を引き立てて自然な透明感を出してくれます。まずは、自分の肌タイプを知って似合う色を見つけていきましょう。

肌タイプの見分け方

自分の肌タイプを見分けるには、いくつかの方法があります。簡易的に確認ができる、いくつかのポイントでご紹介していきます。自分が2タイプのうちのどちらに当てはまるのか、チェックをしてみましょう。チェックが多くつく方が、自分の肌タイプであるといえます。

ブルーベースタイプ

□ 血管の色が青や青緑がかっている
□ 唇の血色が薄く、青みがちの薄いピンクである
□ 日焼けをすると赤みが出やすい肌質である

イエローベースタイプ

□ 血管の色は緑や黄緑がかっている
□ 唇の血色が肌色に近いか、オレンジよりである
□ 日焼けをしたら黒くなる肌質である

自分の肌タイプは見分けることができましたか?肌タイプ別におすすめの色を紹介していきます。色選びをする時の参考にしてください。

透明感の出る色:ブルーベース肌

ブルーベース肌さんにおすすめの透明感が出る色は、青みがかったカラーです。例えば、チークやリップにはレッドピンクやローズピンク、ベージュピンクを使うようにしましょう。アイシャドウには、薄いパープルやライトブルー、パステルピンクも似合います。

反対に、ブラウンやオレンジ系は色が強すぎるため浮いてしまったり、くすんで見える原因になってしまいます。

透明感の出る色:イエローベース肌

イエローベース肌さんにおすすめの透明感が出る色は、黄色みがかったカラーです。例えば、チークやリップには明るいオレンジやコーラルピンク、コーラルベージュを使うようにしましょう。

アイシャドウには、ライトグリーンやイエローなどの温かみがあるカラーが似合います。ブラウン系アイシャドウもよく似合いますが、透明感を出したいときは茶色系は避けましょう。カラーシャドウ以外を使いたい時は、黄色よりのベージュか、ゴールド系を使うことがおすすめです。

笑顔が引き立つ「透明感メイク」で出かけよう♪


透明感をメイクで作るためには、くすみをカバーして明るく見せる事が大切でした。少しのコツと、自分に合った色選びで透明感は作れるのです。

メイクアップの本当のゴールは、華やかに着飾るためではありません。メイクをすることで、自分自身に自信を持ち、日常を少し豊かにするためのものなのです。自分に合ったメイク方法で、自信を持って笑顔で出かけましょう。

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